ごみ焼却施設の大規模改修工事を実施します
工事の背景・目的
環境センターのごみ焼却施設は、平成2年3月の稼働から35年が経過し、経年的老朽化による設備・機器類の劣化が進んでいます。このことを踏まえて、今後の施設における安全かつ安定したごみ処理を実施しつつ、本改修工事完了後15年程度の延命化を図るとともに、地球温暖化防止対策に貢献する観点から、省エネやCO2(二酸化炭素)排出量の3%以上の削減を図ることを目的としています。
工事期間
令和7年10月から令和10年6月まで

工事内容
1 機械設備工事
- ごみクレーンの更新
- 耐火物・火格子の更新
- ガス冷却室・滅温塔の部分更新
- ろ過式集じん装置の部分更新
- 送風機の部分更新
- 灰クレーン・灰出しコンベア等の更新
- 機器冷却水配管の部分更新
- 受変電設備・制御盤の更新
2 建築設備工事
- 照明設備のLED化
- 換気設備の改修
- 灰ピット壁破損部の補修

進捗状況
準備中
大規模改修工事期間中のごみの持ち込みについて
工事期間中は、大型重機などが稼働しており、大変危険です。
また、ごみ搬入時の車の動線の変更などにより混雑が想定されますので一般家庭ごみについては、なるべく環境センターへの持ち込みを控えていただき、ごみステーションへ出してください。
ごみ減量化のお願い
工事期間中は、焼却炉の停止により焼却処理量が減少し、ごみの焼却が十分にできないため、ごみの量が増え続けると受入れに影響が出る可能性があります。
焼却が間に合わないごみは、他市町村に処理をお願いすることになり、多額の費用がかかることになりますのでごみの減量化・資源化にご協力をお願いします。
家庭でできるごみ減量化・資源化の例
- 生ごみはしっかり水切りをする
- 紙類は資源ごみに分別する(包装紙、お菓子の空き箱、封筒など)
普段は捨ててしまっている物の中にも、資源としてリサイクルできるものがあるかもしれませんので捨てる前にもう一度よく確認していただき、資源化量を増やし、ごみの減量化にご協力をお願いします。